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クラシック・アルバムガイド

Crown of Creation

Jefferson Airplane・1968年・サイケデリック・ロック

Jefferson Airplaneのスタジオ第4作。HollywoodのRCAで録音され1968年に発売、クラシックな6人編成の実験的言語を、個別に作られた全11曲へ引き締めた。

1968年発売全11曲のオリジナルLPHollywoodのRCA Studiosで録音
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作品

基本情報

アーティスト
Jefferson Airplane
発売
1968
アルバム
スタジオ第4作
オリジナル収録曲
11曲
レーベル
RCA Victor
プロデュース
Al Schmitt

重要な理由

実験が曲の内部へ移る

『Crown of Creation』は、Jefferson Airplaneが形式上の冒険を続けるために『After Bathing at Baxter's』の組曲名を必要としなかったことを示す。実験はより短い各曲の内部で起こる。

本作は主要作家それぞれに明確な場所を与える。Slickは幕を開け、後に攻撃的へ転じ、Kantnerは思弁的な言語を持ち込み、Balinは率直な曲を書き、Kaukonenはギター主導の形式を試す。

Casadyのベースは本作で最も強い共通文法だ。曲の根を支えるだけでなく下で動き、対照的な作者たちを一つの演奏バンドとして響かせる。

外部素材はカヴァー集にせず組み込まれる。David Crosby作「Triad」はAirplaneが完全に自分たちのものとした演奏になり、Charles CockeyとGary Blackmanも一部の作曲クレジットを共有する。

重要なのは凝縮にある。全11曲は、大人になる不安、性愛の交渉、社会的変異、私的なユーモア、迫る破局を、偽りの大筋へ押し込まず運ぶ。

1968

『Baxter's』の拡張と『Volunteers』の対決の間

クラシックな6人編成は1967年末に『After Bathing at Baxter's』を発表し、11曲を五つの大きな見出しの下に配置して、スタジオでの中断自体を形式の一部にした。

『Crown of Creation』は同じ編成を保ちながら、明瞭に区切られた11曲へ戻る。簡潔さは『Surrealistic Pillow』の滑らかな表面へ戻ることを意味しない。

録音はHollywoodのRCA Studiosで行われ、Al Schmittがプロデュース、Richie Schmittがエンジニアを務めた。

作曲は意図的に複数へ分かれる。Slickが2曲、Kantnerが単独1曲とBalinとの共作2曲、Balinが単独または共作で4曲、Kaukonenが単独または共作で2曲を担う。Spencer Drydenの「Chushingura」は短い器楽曲、Crosbyの「Triad」はオリジナル曲順で唯一、全編をバンド外の人物が書いた曲だ。公式年表では1968年11月にアルバムが米国6位、12月にタイトル・シングルが64位を記録。

バンドと客演

安定した6人と、的確に配置された外部参加者

Marty Balinヴォーカル、リズム・ギター、単独または共作4曲
Paul Kantnerリズム・ギター、ヴォーカル、単独または共作3曲
Grace Slickヴォーカル、ピアノ、オルガン、作曲2曲
Jorma Kaukonenリード・ギター、ヴォーカル、単独または共作2曲
Jack Casadyベース
Spencer Drydenドラム、キーボード、効果音、ヴォーカル、「Chushingura」の作曲
David Crosby、Charles Cockey外部作曲、一部ゲスト・ギター/ヴォーカル
Gary Blackman、Bill Goodwin、Tim Davis、Dan Woody、Gene Twombly作曲、パーカッション、声、効果音でクレジット

Balinの作曲は率直だが単純ではない。「Share a Little Joke」と「If You Feel」は、短いリフレインの縁を不安定にするバンド全体の力に依存する。

Kantnerのリズム・ギターは装飾でなく圧力を作る。CasadyとDrydenが静的な伴奏を拒むため、思弁的な言葉は身体性を得る。

Slickは「Lather」と「Greasy Heart」の間で人物像を変える。冒頭の親密な観察が、切り詰めた攻撃と硬いキーボードの句読点へ譲る。

Kaukonenのギターはリード声部であり、構造を切る刃でもある。「Star Track」と「Ice Cream Phoenix」は組曲規模の長さでなく、フレージングによって歌の形式を曲げる。

Casadyは反復する和声すべてを動く誘いとして扱う。作者や主題が急変しても、彼のベースが作品を連続させる。

Drydenの幅は、硬いアンサンブルの推進、ピアノとオルガンの色彩、効果音、独立した器楽小品「Chushingura」に及ぶ。

サウンドと構築

短い構造、動くベース、角張ったギター

プロダクションはベース、ギター、キーボード、歌声を十分明瞭に分離し、それぞれの独立した動きを聴かせる。密度は無差別な重ね録りでなく相互作用から生まれる。

混声はなおAirplaneを識別させるが、リードには作者ごとの差が残る。Slickの子音、Balinの切迫、Kantnerの広がり、Kaukonenの細いアタックは均質化されない。

短い形式の内部は非対称だ。導入部が主拍を伏せ、楽器の線が歌の境界を越えて続き、終結はしばしば磨かれた解放を拒む。

ベースは異例に旋律的な空間を占める。Casadyは歌手へ応答し、ギターの型の向きを変え、コード進行が固定されたままでも前進を生み出せる。

キーボードは戦略的に集中配置される。「Lather」の繊細さと「Greasy Heart」の鋭さは、全編を覆う均一な層にはならない。

終盤は着実に暗くなる。「Ice Cream Phoenix」は内側へ折れ、「Greasy Heart」は社会の表面を攻撃し、「House at Pooneil Corners」は私的な緊張を集団的破局へ広げる。

全曲ガイド

11の独立した設計

01

Lather

Slickは、ピアノ、小さな効果音、優しさと居心地の悪さを釣り合わせる歌声で形作った静かな人物描写から始める。アレンジはロックのコーラスへ急がず、各イメージの周りに余白を残す。Dryden名義の効果音と奇妙な小音が、大人になることを、小道具を外す音まで聞こえる社会的演技として響かせる。冒頭曲「Lather」は、作品の重いアンサンブル論議より先に心理観察を置く。

02

In Time

BalinとKantnerは即時の宣言でなく、徐々に上昇する形を築く。ギターが宙づりの場を作り、Casadyのベースがそこに新たな経路を探し続ける。歌声は楽器を支配せず、もう一層の動きとして加わる。曲は『Baxter's』に比べ区切られ短いが、内部関係は流動的で、単純なヴァース/コーラス解釈に抵抗する。これが『Crown』の中心的な方法だ。

03

Triad

David Crosbyの曲は、落ち着いた歌、抑制したギター、居心地の悪い提案を未解決のままにするバンドの意志によってAirplaneの演奏になる。アレンジは親密さを見世物にしない。句の間の空間が交渉を聞こえるままにし、三者の主題を文字通りの三部形式という仕掛けなしに映す。外部作家の曲は6人の響きを中断せず、作品の視野を広げる。

04

Star Track

Kaukonenは、ギター線と拍の関係が変わり続ける短い電気的な器を作る。Casadyは演奏を一点へ固定せず、ベースがリードへ応答し先回りして、限られた空間を二つの動く線が共有する感覚を生む。歌が方向を与えるが、真の構造は楽器間の会話だ。「Star Track」はバンドのライヴでの攻撃性を3分余りへ圧縮しながら、整然とはさせない。

05

Share a Little Joke

Balinは、バンドが周囲を引っ張り始めるまでは単純に聞こえるリフレインで社会的交流を縁取る。Kaukonenの角張ったフィルとCasadyの活動的なベースが、その誘いを安易な親交へ落ち着かせない。演奏は短いが、ユーモアの底には不安がある。共有は人を結ぶことも、話者を露出させることもある。「Chushingura」の前に置かれ、歌の問いが言葉のない小品へ溶ける。

06

Chushingura

Drydenの器楽曲がパーカッション、キーボードの色彩、凝縮したスタジオの身振りでA面を閉じる。オリジナル全11曲中、完全な器楽曲はこれだけであり、アルバム自体を器楽作と分類する根拠にはならない。題名は外を指す一方、音楽は内向きに働き、先行する歌の密度を払う。小さな規模は、独立トラックが通常の歌を装わず蝶番として機能できることを示す。

07

If You Feel

BalinとGary Blackmanは、一見気楽なシャッフルの誘いでB面を始めるが、リズム隊が絶えず複雑にする。Casadyはほぼ第二のリード楽器として動き、歌の下で隙間を埋め、強調点を変える。ギターとパーカッションはグルーヴを固定せず開いたままにする。そのため直接的な呼びかけは、受動的な伴奏を拒む奏者が運ぶ社会的提案として、リアルタイムに交渉されるように感じる。

08

Crown of Creation

Kantnerのタイトル曲はJohn Wyndham『The Chrysalids』から言葉を引き、変異を短いアンサンブルの突撃へ変える。文学的出典はこの曲だけに属し、アルバム全体の連続した筋ではない。歌声が集団で主張を伝え、ベースとギターが変化を勝利でなく不安定に響かせる。短さが力を増し、思弁的着想は長いSF組曲でなく凝縮した衝突として到来する。

09

Ice Cream Phoenix

KaukonenとCharles Cockeyは捉えにくい題名を、内向的な歌と切り込むギターの動きが交互に現れる演奏へ結ぶ。リズム隊は空間を点々と残し、リードを単に力強くでなく、探るように響かせる。タイトル曲の後という位置が、変異を公的な言語から私的で不安定な感覚へ向け直す。物語の手掛かりというより、作品最後の最も暗い連続部へ入る音色上の転換点だ。

10

Greasy Heart

Slickは「Lather」より鋭い歌声と打楽器的なキーボードで戻る。短い句とバンドのアクセントが、華やかさ、欲望、社会的演技を露骨な疑いで扱う。圧力をゆっくり明かすのでなく冒頭から攻撃し、縁を露出したままにする。終盤に置かれ、初めの心理的不安を直接対決へ変えた後、最終曲が規模を広げる。

11

House at Pooneil Corners

BalinとKantnerが本作最大の構築物で閉じる。反復するギターとベースの型が、集団規模の破壊を想像する歌の下で質量を増す。Casadyの動きが反復を次第に危険にし、Kaukonenは塊を飾らず切り裂く線を加える。演奏は心地よい解決を与えない。『Crown』は個人と社会の不安定さを、環境全体が巻き込まれたように感じるまで広げて終わる。

一つの筋書きではない

年齢、親密さ、変異、社会的圧力

『Crown of Creation』は一つのコンセプト物語ではない。一貫性は、大人らしさ、親密さ、美、社会秩序、人類の継続について受け入れられた形へ繰り返し加わる圧力から生まれる。

「Lather」は慣習的に生産的な人間になる要求を考察し、「Triad」は慣習外の親密な関係が存在できるかを試す。

記録で確認できるWyndhamとの接点を持つのはタイトル曲だけだ。その変異の言語を先行する全曲へ遡って投影すべきではない。

Slickの「Greasy Heart」とBalinの社会的な曲は、一つのメッセージを反復せず、表面、冗談、誘いを異なる角度から問う。「House at Pooneil Corners」が曲順に破局の地平を与えるが、本作は直線的な筋でなく11の別々の状況を通ってそこへ至る。

John Van HamersveldとHiro

壊滅のイメージ内に浮かぶ顔

John Van Hamersveldがアート・ディレクションとデザイン、Hiroが主要写真のクレジット。カヴァーは巨大な破壊力のイメージ内にバンドを重ね、人間の顔を中心的かつ脆弱に見せる。その視覚的圧縮は音楽に合う。個々の顔は、それらを吸収しかねない大きな場の中でも見える。後の拡張版は馴染みある画像を保ちつつ、曲順を11曲から15曲へ変える。

RCA Victor

米国6位のアルバム

RCA Victorは1968年、『Crown of Creation』をJefferson Airplaneのスタジオ第4作として発売した。公式年表では米国最高6位で、実験的ながら凝縮された本作は大きな商業的成功となった。タイトル曲もシングルとしてチャート入りし、米国64位に達した。

その反響は単純なポップへの回帰では説明できない。形式は『Baxter's』より短いが、ベース、ギター、歌声の関係は異例なほど活発なままだ。

本作は、より公然と集団的かつ政治的な『Volunteers』の言語に先立ち、私的観察と公的脅威の異なる均衡を残す。

カタログの橋

Airplane中期の凝縮された声明

『Crown of Creation』は、短いスタジオ曲をライヴ・アンサンブルの議論のように機能させるAirplaneの力を示す重要例だ。「Triad」が長く残る演奏となったのは、バンドがアレンジで曖昧さを解消せず尊重したため。タイトル曲はLP全体をSFにせず、思弁文学をアシッド・ロックの力へ結ぶ。

「Star Track」と「House at Pooneil Corners」は、初のライヴ盤が明示する前に顕著になったKaukonenとCasadyの器楽対話を記録する。『Baxter's』と『Volunteers』の間で『Crown』には独自の個性がある。凝縮され、心理的に多彩で、単なる橋渡しやベスト盤的要約が示すより暗い。

どの版を選ぶ?

追加4曲より先にオリジナル11曲を聴く

オリジナルLP「Lather」から「House at Pooneil Corners」まで全11曲。
拡張版同時期のスタジオ曲2曲、モノ・シングル・ミックス、「The Saga of Sydney Spacepig」を追加。
オリジナルの境界資料的な追加曲を聴く前に「House at Pooneil Corners」で止める。

オリジナルの両面構成は全11曲で聴く。「Ribump Ba Bap Dum Dum」と「Would You Like a Snack」は同時期の追加で、LPから欠けた楽章ではない。「Share a Little Joke」のモノ版はシングル用の別提示で、第12のオリジナル曲ではない。『Crown of Creation』を器楽作と表記してはならない。豊富な歌声を欠くのは「Chushingura」だけだ。

ベースの解像度を保つ。Casadyの独立した動きは、作品内部の連続性に不可欠だ。

聴き方の道筋

曲順を通して作者を追う

  1. まず一つの物語を探さず、移り変わる作家とリード声部を追う。
  2. Slickの「Lather」と「Greasy Heart」を、キーボード、声の距離、人物像の対照的な用法として比べる。
  3. 「In Time」「Star Track」「If You Feel」とタイトル曲を通してCasadyのベースを追う。
  4. 「Chushingura」を使い捨ての穴埋めでなくA面の蝶番として聴く。
  5. 終盤3曲を続けて再生し、内向きの不安定さから社会への攻撃、環境全体の崩壊へ規模が移るのを聴く。

調査経路

出典と参考資料

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