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クラシック・アルバムガイド

Time Circle (1968–1972)

Spirit · 1991年 · サイケデリック・ロック/プログレッシブ・ロック

1991年7月にEpic/Legacyから発売された『Time Circle (1968–1972)』はSpiritの全41曲・CD2枚組アンソロジー。初代5人の最初の4作からの選曲に、未発表曲、1969年のシングル、『Model Shop』録音、「Potato Land」期の1曲を組み合わせる。

1991年7月発売CD2枚・全41曲Epic/Legacy E2K 47363
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作品

基本情報

アーティスト
Spirit
発売
1991年7月
種別
回顧編集盤
曲数
2枚に全41曲
レーベル
Epic / Legacy E2K 47363
対象期間
1968〜72年録音

重要な理由

Spirit初期カタログを再び開いたアンソロジー

『Time Circle』登場時、Spirit初代編成のスタジオ・カタログの大半は米国内でCD入手できなかった。例外は『Twelve Dreams of Dr. Sardonicus』で、本作はアクセス、修復、論証を同時に担った。

全41曲は有名曲を集めるだけではない。デビュー作9曲、『Family』既発7曲と関連未発表曲、『Clear』6曲、『Sardonicus』9曲、「1984」シングル両面、『Model Shop』セッション4曲、「Potato Land」制作から「Turn to the Right」を収める。

その構成は通常のベスト盤と異なる。「Fresh-Garbage」「I Got a Line on You」「Nature’s Way」に加え、Lockeの器楽曲、アルバム曲、未入手ミックス、一般発売されていなかった録音へ大きな場所を割く。

ディスク1はデビュー作から『Family』を経て『Model Shop』素材へ進む。ディスク2は未発表曲2曲で始まり、『Clear』と1969年シングルを通過し、『Sardonicus』9曲を置いた後、そのアルバム外の「Turn to the Right」で終わる。

ミックス史は決定的だ。ディスク1の10〜20曲目は本作のため新たにリミックスされ、オリジナル・ステレオ・マスターを失った『Family』素材も含む。この1991年ミックスは1996年のアルバム再発用ミックスとも異なる。

したがって『Time Circle』は曲だけでなく特定の版を保存する。後年のCDを持つ人が全題名を知っていても、ここで組まれた正確な曲順とミックスを所有しているとは限らない。

本作はアーカイブへの道筋も作った。複数の未発表曲は1996年拡張版へ移り、『Model Shop』音楽は2005年により完全に再構成され、Ode/Epic期は2018年に包括的なボックスとなった。

重要なのは編集性だ。Fergusonの凝縮した歌曲、Californiaのギター曲、Lockeの器楽曲、AndesとCassidyのリズム、三つの制作環境を一つの進化する総体として対照させるが、1991年の一作品のため録音されたとは装わない。

Legacy, 1991

各アルバム再発以前の1991年回収企画

Epic/Legacyは1991年7月、1968〜72年録音のCD2枚組回顧盤として発売。米国盤番号はE2K 47363。

ディスク1は21曲、ディスク2は20曲で、合計演奏時間は約2時間18分。

初代5人はRandy California、Jay Ferguson、John Locke、Mark Andes、Ed Cassidy。本作は『Feedback』のStaehely編成まで年代を延ばさず、この構成へ集中する。

Lou Adlerは『Clear』までの録音、すなわちディスク1とディスク2の1〜8曲目を制作。Spiritが「1984」シングルと「Turn to the Right」、David Briggsが『Sardonicus』からの9曲を制作した。

Legacy企画のデジタル・プロデューサーはBob Irwin、ライナーノーツはWilliam Ruhlmann。この仕事は原制作とは別の1991年編集層に属する。

発売時、初代編成のスタジオ作で流通していたのは『Sardonicus』だけだった。『Time Circle』はSonyの1996年拡張版以前に、デビュー作、『Family』『Clear』素材をCD聴取者へ届けた。

ディスク1の4録音はJacques Demy『Model Shop』のセッションに由来する。「Eventide」「Model Shop Theme (The Moving Van)」「Green Gorilla」「Rehearsal Theme」で、映画音楽は当時専用サウンドトラックLPにならなかった。

Spirit自身のレーベルが1991年後半に出した『Chronicles (1967–1992)』は未発表録音の補完的編集盤。別のアンソロジーで、『Time Circle』の第3ディスクではない。

題名の終点には解釈が要る。大半は1970年の『Sardonicus』素材までだが、「Turn to the Right」は後の「Potato Land」セッション由来で、『Feedback』を入れず記録期間を1972年へ延ばす。

1968〜70年の5人

複数の制作期を通じて見る初代5人

Randy California初代編成資料でのギター、歌、ベース、作曲
Jay Fergusonリード・ヴォーカル、打楽器、鍵盤、初期主要作曲
John Locke鍵盤、器楽作曲
Mark Andesベース、バック・ヴォーカル、作曲
Ed Cassidyドラム、打楽器、作曲
Lou Adler『Clear』までの原制作
David Briggs『Sardonicus』選曲の原制作
Bob Irwin、William Ruhlmann1991年デジタル制作・ライナーノーツ

本作を通じCaliforniaの役割は変わる。「Taurus」はアコースティック作曲、「Dark-Eyed Woman」「1984」は電気的攻撃、「Nature’s Way」は彼の歌唱曲、『Model Shop』素材は集合的な器楽制作内の姿を示す。

Fergusonは初期の歌入り曲を支配するが独占しない。「Fresh Garbage」「Uncle Jack」、「I Got a Line on You」周辺の『Family』曲、「Mr. Skin」は社会的凝縮から人物描写、リズム的ロックまでの幅を示す。

Lockeはシングル集よりアンソロジー形式で目立つ。「Eventide」「Fog」「Ice」が鍵盤主導の器楽曲を有名曲と並べ、他曲でも彼のパートが和声を絶えず広げる。

Andesは低音の連続性以上を与える。「Mechanical World」に共作名義、「Now or Anywhere」に全員名義があり、ベースがジャズ、ロック、オーケストラ・ポップ間の変化へ安定した身体性を与える。

Cassidyのドラムは本作で最も長く連続する署名だ。異なるスタジオ、ミックス、制作者を渡っても、強打と時間の解放を使い分ける能力がバンドを識別可能にする。

Adler制作と1991年リミックスが2枚の大半を占める。ディスク2の11曲目からBriggsへ移ると、『Sardonicus』区間のより緊密な構想と音の連続性が聞こえる。

Irwinの仕事は新たなバンド・セッションの制作ではなくアーカイブ編集だ。選曲、テープ作業、デジタル提示が、1991年の聴き手にとってのclassic Spirit期を決める。

本作は『Feedback』の4人編成を除外する。人員の誤記ではなく、初代5人と隣接するCalifornia/Cassidy作品に引いた編集境界だ。

アーカイブの構築

アルバム・マスター、新リミックス、未発表曲、映画音楽断片

ディスク1はデビュー作の圧縮版として始まり、全11曲中9曲を残すが「Water Woman」と10分の「Elijah」を省く。原盤の長い終曲より凝縮した幅を優先した選択だ。

『Family』区間は最も知られたシングル、深いアルバム曲、未発表「Sherozode」を組み合わせる。1991年にリミックスされたため、音は1968年の演奏とアンソロジー企画の双方を記録する。

続いて既発アルバムを離れ、『Model Shop』セッション4曲へ進む。器楽的な空気、より緩い集団構築、短い主題的キューが、それ以前の歌入り曲順を置き換える。

ディスク2は『Family』期に関係しながら原盤LP外だった「Fog」「Now or Anywhere」で始まる。『Clear』へ入る前に意図的なアーカイブの敷居を作る。

『Clear』6曲は二面構造を圧縮する。「Dark-Eyed Woman」「Ground Hog」が歌の力を保ち、「Ice」が長い器楽空間を残し、「New Dope in Town」が区間末に全員作を戻す。

「1984」と「Sweet Stella Baby」はA面/B面の完全な一対。1969年の単独シングルへアルバム的文脈を与えつつ、『Clear』や『Sardonicus』へ誤って所属させない。

『Sardonicus』9曲は一枚のLPから最も長く続く抜粋だ。「Nature’s Way」「Animal Zoo」「Mr. Skin」の環境警告から、より長い「When I Touch You」「Morning Will Come」へ動く。

「Turn to the Right」は最後に制作期と資料上の地位を変える。『Sardonicus』の結末でなく、未完の後期制作へ開く出口として編集盤を閉じる。

本作は3分の歌曲と器楽曲/長曲を繰り返し交互に置く。その歩調は、Spiritの個性がポップの技かジャズ的探索かの選択ではなく、形式間の移動にあると主張する。

後年再発の音が異なるのは、ミックスの由来が違うためだ。『Time Circle』は各録音の唯一の決定版を透明に収めた器ではなく、特定の1991年マスタリング/リミックス企画として聴くべきだ。

全曲ガイド

2枚組の歴史として配した41録音

D1 01–04

Fresh Garbage / Uncle Jack / Mechanical World / Taurus

冒頭はデビュー作の4曲を連ね、Fergusonの廃棄物を巡るリズムと凝縮した人物描写から、Andes/Fergusonの機械的構造、Californiaのアコースティック器楽曲へ進む。15分で社会観察、硬い編曲、静かな空間をSpiritの同等な要素として確立する。

D1 05–09

Girl in Your Eye / Straight Arrow / Topanga Windows / Gramophone Man / The Great Canyon Fire in General

さらにデビュー作5曲で第1段階を終える。欲望、方向ある動き、Topangaの風景、媒介された聴取、峡谷の火がFergusonの歌詞の幅を示し、全員作「Gramophone Man」が集合的スタジオ制作を明示する。「Water Woman」「Elijah」を省いた、面ごとの再現ではない編集経路だ。

D1 10–13

I Got a Line on You / It Shall Be / Poor Richard / Silky Sam

『The Family That Plays Together』はCaliforniaの推進力あるシングルと性格の異なるアルバム曲3曲で登場。直接的なギターの勢い、Fergusonの歌、オーケストラ・ポップ、リズムの細部を釣り合わせる。1991年ミックスという境界が原盤LPと1996年リミックスの双方から区別する。

D1 14–17

Sherozode / All the Same / Dream Within a Dream / Aren’t You Glad

「Sherozode」は『Family』期へ未発表曲を挟み、その後に既発曲3曲を置く。独立したボーナス区間を告げず、資料からアルバムへ移る。「All the Same」「Dream Within a Dream」が和声領域を広げ、「Aren’t You Glad」が同時期の長い歌入り終点となる。

D1 18–21

Eventide / Model Shop Theme (The Moving Van) / Green Gorilla / Rehearsal Theme

『Model Shop』セッション4曲がディスク1を閉じる。「Eventide」はLockeへ持続する器楽空間を与え、「Moving Van」「Rehearsal Theme」は短い映画的キュー、「Green Gorilla」はより遊戯的な声を加える。1969年に専用サウンドトラックがなかった映画仕事の記録だ。

D2 01–02

Fog / Now or Anywhere

ディスク2は原盤『Family』曲目外から始まる。「Fog」はCassidy/Lockeによる曇った質感の器楽曲、全員作「Now or Anywhere」は声と充実した編曲を戻す。配置によりアーカイブ回収が新ディスクの開始原理になる。

D2 03–05

Dark-Eyed Woman / So Little Time to Fly / Ground Hog

『Clear』からの3曲がハード・ロック、切迫感、ブルース形の土臭さを圧縮する。「Apple Orchard」「Cold Wind」「Policeman’s Ball」を省き、原盤A面の再現よりギターの圧力、限られた時間、地に足のつく反復の対照を前景化する。

D2 06–08

Ice / I’m Truckin’ / New Dope in Town

『Clear』の器楽的幅は長いアンソロジー版「Ice」に残り、Fergusonの短いロード・ソング、全員作の終曲「New Dope in Town」が続く。雰囲気、初期化、集団的終結の小さな一面を作る。

D2 09–10

1984 / Sweet Stella Baby

1969年の単独シングル全体が『Clear』と『Sardonicus』の間に置かれる。Californiaの不吉なA面は政治的・技術的制御を映し、FergusonのB面が異なる声と感情の規模で答える。一対を保つことで実際の発売関係を守る。

D2 11–13

Prelude–Nothin’ to Hide / Nature’s Way / Animal Zoo

David Briggs制作期は『Sardonicus』3曲を続けて始まる。環境への警告から、自然へ注意を向けるCaliforniaの簡潔な訴え、Fergusonの都市動物の比喩へ進む。原盤同様、前奏を「Nothin’ to Hide」から切り離さない。

D2 14–16

Love Has Found a Way / Why Can’t I Be Free / Mr. Skin

『Sardonicus』中盤は集合的な再生から1分の自由への訴え、FergusonによるCassidyへのホーンを配した賛歌へ進む。短さは機能の均一さではなく、移行、小品、完全なリズム歌曲が異なる尺度を持つ。

D2 17–19

When I Touch You / Street Worm / Morning Will Come

本作の『Sardonicus』選曲は、長い強度、街路の変容、ホーンで編曲した朝の約束で終わる。「Life Has Just Begun」「Space Child」「Soldier」は省くが、個人的接触、都市的身体、再生の間の動きを保つ。

D2 20

Turn to the Right

「Potato Land」セッションの録音が、初代編成4作の外で2枚組を閉じる。遅い配置により、70年代初頭に未決着だった制作へ『Sardonicus』の先を指す。第4作の欠落曲ではなく資料的コーダだ。

編集された連続性

廃棄物と機械から再生と未完の仕事へ進む編集者の弧

『Time Circle』は1968〜72年にSpiritが作ったコンセプト作ではない。その構想は編集的で、年代、反復、未入手作品、一編成の変化する形式にある。

ディスク1が「Fresh Garbage」から映画キューへ進むことで、公共的な歌曲は次第に文脈依存のスタジオ素材へ変わる。親しみが発見へ譲る。

ディスク2はヒットでなく未発表曲から始まり、アーカイブと正典が等しく重要だと強調する。その敷居の後で初めて『Clear』へ戻る。

自然、機械、都市制度は4作の期間を通じ反復する。「Fresh Garbage」「Mechanical World」「1984」「Nature’s Way」「Animal Zoo」が環境的・社会的圧力を長期的関心にするが、一つの連続した筋書きは作らない。

移動は「Straight Arrow」「Moving Van」「Now or Anywhere」「So Little Time to Fly」「I’m Truckin’」に現れる。本作の年代記は、どこかへ進む題名で繰り返し満たされる。

可視性は「Girl in Your Eye」「Topanga Windows」「Fog」「Nothin’ to Hide」、そして失われ回収された資料が暗示する暗闇を通じ変化する。見ることと隠すことは歌詞的でも歴史的でもある。

『Time Circle』という題名は、後世の聴き手を過去の録音へ戻す編集盤にふさわしいが、その句を歌曲へ物語を押しつけるためには使わない。

「Turn to the Right」が完全な閉鎖を防ぐ。最初の4作にほぼ限定した曲順の後、「Potato Land」期の1曲が歴史の円環に未完の枝があると示す。

最も深い主題は複数性だ。Spiritは凝縮と長尺、歌と器楽、編成された音と生音、アルバムと映画のいずれにもなれ、一つの様式が他を打ち消さない。

E2K 47363

Epic/Legacyが作った持ち運べるアーカイブ

Epic/Legacy米国盤はE2K 47363。全41曲を21曲と20曲へ分け、4枚の原盤ジャケットを再現しない。

William Ruhlmannのライナーノーツは、カタログの多くを初めてCDで聴く人へ歴史的な物語を与えた。

Bob Irwinのデジタル制作により、テープ選択、リミックス、曲順も装丁の作者性に含まれる。既存マスターを年代順に移しただけでなく、アーカイブ版である。

題名の年代幅は発売日より時代を前景化し、歴史的録音と1991年の編集行為を区別する。

2枚は完全なアルバムを再現しない。全構成曲が他で入手できても、『Time Circle』独自の視覚・音楽組織を一つの作品として保つべきだ。

1991年7月

1991年7月:再結成ではなく回顧

Epic/Legacyは1991年7月に発売。Sonyの現行デジタル・カタログは7月18日、他のディスコグラフィー資料は7月23日とするため、本ガイドは矛盾する日単位の精度を強制せず確認できる月を用いる。

本作はLegacy期最初の大規模なSpirit初期カタログ回収中に登場。価値はヒット選曲と同じほど、入手可能性と注釈にあった。

批評では、予想される有名曲と深いアルバム曲、未発表録音を併置した非常に優れた概説として概して評価されてきた。

全41曲は『Feedback』と後のMercury期を避ける。題名の1972年という終点はアーカイブ期間を指し、その年のSpirit全作品を完全収録するという意味ではない。

2か月後、Spirit自身の『Chronicles』が未発表録音の補完的な組を提示した。ほぼ同時期の2作は同一曲目の競合版でなく、異なるアーカイブ像を作った。

『Time Circle』は最終回答ではなかった。Sonyの1996年拡張版はボーナス付きで原曲順を復元し、後の『Model Shop』とボックス企画が由来をより調べやすくした。

回顧盤

後の詳細な再発に追い越された入口

本作は、Spiritを「I Got a Line on You」「Nature’s Way」以上の重要性を持つアルバム・バンドとして見る現代的批評像の形成を助けた。『Model Shop』と未発表曲は、後に完全版や別ミックスで出る録音への最初の経路となった。

1991年版『Family』の固有ミックスが、本作の継続する資料価値を保つ。後に同じ曲へ接せても、その版を交換可能にはしない。

『Feedback』を除いたことで、初代5人の明瞭な物語が強まった。編集上は首尾一貫するが、1972年にSpiritが公式第5作を出していないと推論してはならない。

1996年再発企画は複数の『Time Circle』希少曲を各アルバムの付録へ再配置した。同時期の文脈は改善したが、聴き手との出会い方は変わった。

2005年版『Model Shop』は映画関連4曲を、より広い再構成音楽の中へ位置づけた。『Time Circle』は、それらが広く流通するSpirit回顧盤へ初めて入った場所であり続ける。

2018年『It Shall Be』ボックスはOde/Epic期を5枚へ拡大し、アルバム、モノラル/ステレオ素材、映画音楽、追加曲を収めた。完全性では上回るが、1991年固有の曲順を置き換えない。

聴取物として説得力が続くのは、希少性を自動的に優越としないからだ。有名曲と知られない素材が絶えず互いを説明する。

ゆえに遺産は二重だ。重要なカタログ時期にアクセスを復元し、後の修復企画でも消せない版固有の証拠を作った。

各版の境界

固定された全41曲と、後世の多数の比較点

E2K 47363:ディスク1は21曲、ディスク2は20曲。
全41曲の曲順と2枚の区分を完全に保つ。
1996年拡張版、『Model Shop』(2005)、『It Shall Be』(2018)は異なる文脈とミックスを提供する。

『Time Circle』は編集盤で、Spiritの第5作ではない。全41曲、ディスク1が21曲、ディスク2が20曲。ディスク1の10〜20曲目は1991年企画用リミックスで、『Family』の1991年ミックスは1996年拡張版のリミックスと異なる。

『Model Shop』セッション4曲は1969年にサウンドトラックLPが出た証拠ではない。当時そのアルバムは存在しない。「1984」と「Sweet Stella Baby」は1969年のLP外シングル両面。「Turn to the Right」は「Potato Land」セッションのコーダで、『Sardonicus』曲ではない。

公式1972年Spirit作であるにもかかわらず、『Feedback』からの録音はない。本作は各スタジオLPの複数曲を省き、原盤曲順の代わりにしてはならない。後年版は同じ題名を別ミックス、長さ、資料区分で示す場合がある。

聴き方の道筋

2枚を年代記として聴き、その後で原盤LPへ戻る

  1. ディスク1を意図された順に聴く。デビュー作9曲、『Family』期、『Model Shop』セッション4曲である。
  2. 「Sherozode」で立ち止まり、年代順を壊さず既発『Family』素材の中へ未発表曲が入る瞬間を確認する。
  3. 『Model Shop』4曲をディスクの終点、歌曲アルバムから映画仕事への機能変化として扱う。
  4. ディスク2は『Clear』へ入る前の「Fog」「Now or Anywhere」から始める。本作は意図的に回収を親しみより先へ置く。
  5. 「1984」と「Sweet Stella Baby」を一対で保ち、「Prelude–Nothin’ to Hide」からBriggs制作区間へ変わる音に注目する。
  6. 『Sardonicus』からの9曲を原盤全12曲と比較し、本作が何を強調し何を除いたかを理解する。
  7. 4作の先へ開く資料として「Turn to the Right」で終え、「Morning Will Come」の解決とは扱わない。
  8. 2枚を聴き終えたら原盤LPと後年再発へ戻り、唯一の決定版を想定せず曲順とミックスを比較する。

調査資料

出典と参考資料

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