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1972年 · シンフォニック・プログレッシブ・ロック · フルアルバム

The City That
Left the Earth

謎めいた三音の信号が、眠る都市と街路の地下に埋もれた機械を目覚めさせます。つながった全9曲を通じて、都市は地球から離脱し、住民を未知へ運びます。


このページの内容
アルバムについて曲目アーカイブ・ノート歌詞&字幕こんな方におすすめ関連作品

アルバムについて

『The City That Left the Earth』は全9曲の シンフォニック・プログレッシブ・ロック ・コンセプト・アルバムで、1972年の音響と視覚言語を通して構想されています。Mellotron、Hammondオルガン、Moogシンセサイザー、エレクトリックピアノ、旋律的なベース、クリーンなエレキギター、生ドラム、テープエコー、レコードの表面雑音、温かなアナログ制作が、夜明け前に目覚める巨大都市を巡る連続した旅を形づくります。

夜の歌唱楽節、変拍子、オルガン主導の編曲、サイケデリックな移行、室内楽的な部分、反復するベース音形、長編の器楽展開を行き来します。音楽的同一性を結ぶのは、繰り返される三音の信号と下降する四音のベースラインで、物語が進むにつれて形を変えて戻ります。

各曲が都市変貌の別の側面を明かします。『Signals Before Dawn』は通信を導入し、『Midnight City』は埋もれた機械の上にある街路を探り、『The Glass Parliament』は透明な政府の崩壊を追います。『Beneath the Electric Sea』は信号を器楽の主題と変奏へ変え、『The Chain』は都市、住民、アルバムそのものを結ぶ音楽的な絆を提示します。

終盤は不可能な部屋、天上への反乱、催眠的な宇宙漂流を通過し、表題曲が主要モチーフを再結合してシンフォニックな旅立ちへ至ります。ヴィンテージな プログレッシブ・ロック、没入型コンセプト作品、アナログ鍵盤の質感、途切れなく聴くことで報われるアルバムを好む方へ向けた作品です。

アーカイブ年: 1972  ·  公開日:

曲目

9曲 · 45:51

アーカイブ・ノート

最初の兆候は見えませんでした。聞こえたのです。

夜明け直前、三つの音が都市の電気系統を移動し始めました。信号は街路の下、放棄された部屋、議会の議場を通り、何世代にもわたり基礎の下で眠っていた機械へ入りました。

隠された機関が回り始めると、時計は針を失い、塔は空を背景に位置を変えました。〈ガラス議会〉の支配者は異変を封じ込めようとしましたが、都市の建築はすでに通信へ応答し始めていました。

東の塔にいた天文学者は観測機器を天からそらし、眼下の街路へ向けました。彼の最後の信号が連鎖を完成させます。橋は岸から離れ、大通りは空中へ上がり、都市は明かりを灯したまま地球を去りました。

三音の通信はアルバム全編で聞こえます。『The Chain』で導入される下降ベースラインは最後の上昇で戻り、都市が自らを築いた世界の外へ出た後にだけ解決します。

歌詞&字幕

ああ
ああ
ああ

夜明け前
三つの音が降ってくる
夜明け前
都市が呼んでいる

街路の下
石の下
何かが回っている
未知の何かが

聞こえるか?
聞こえるか?

夜明け前
電線が目覚める
夜明け前
沈黙が破れていく
十二の鐘が人気のない街路へ落ちる
銀の雨が広場を渡る
屋根の上では窓が燃えている
だがそこには誰も住んでいないようだ

真夜中の都市
眠らずに回り続ける
真夜中の都市
その基礎は何を抱えている?

大通りの下
隠された機関が呼吸している
すべての塔が耳を傾ける
生者が決して知らない言葉へ

ああ
ああ
ああ

真夜中の都市
その目を開け
真夜中の都市
お前の下で何かが立ち上がる

眠る世界を眼下に置き
生きた地図が行けない場所へ行け
真夜中の都市
私たちを夜へ運んでくれ
ガラス議会は二時に集まる
銀の舌と透明な見解を携えて
朝がまとうべき色を採決し
すべてのカーテンを閉じて 朝をどこにも残さない

彼らは雨を測る
空に番号を付ける
昼の光が死なねばならない理由を
書き留める

ガラス議会は列をなして耳を傾ける
機械仕掛けのカラスが行う演説へ
あらゆる音の周りに小さな国境を引き
なぜ沈黙が街を満たすのか不思議がる

彼らは雷を目録化する
夢を規制する
すべての戸口を封鎖し
継ぎ目を広げる

天井が曲がる
柱が呼吸する
銀色の亀裂が
下を走る

誰が都市に上昇の許可を与えた?
誰が都市に上昇の許可を与えた?

テーブルが回る
窓が震える
議場は満ちていく
目覚めの光で

ガラス議会はもう集まらない
彼らの名は床一面に散らばっている
椅子だけが完璧な列へ座り続け
その下では何かが目覚め 育っている

インストゥルメンタル――歌詞なし。

鎖は床の下から始まる
扉の向こうにある静かな重み
塔を街路へ結び
機関を私たちの足へ結ぶ

鎖は広場の下を走る
すべての壁 すべての階段を通って
誰にも見えない道を知り
錠を縛り 鍵を守る

鎖はすべての名を覚えている
失われた者 黙る者 責められた者
鋼と石を巡って元へ戻り
借り物の都市を故郷にする

両手が赤くなるまで引いた
眠る者たちの言葉を聞いた

終わりのないものは
壊せない
守っているものからは
立ち去れない

鎖は錠でも壁でもない
私たち全員を結ぶ糸だ
都市は昇り 環は残る
地球を去っても 鎖は携えていく
最初の部屋には故郷の地図があった
だがすべての道は煙で描かれていた
川は紙の壁を上り
方位磁針は床の向こうを指した

針のない百の時計が
砂の下で時を刻んでいた
一秒ごとに目のように開き
私が通るのを見る前に閉じた

三番目の部屋は逆さに浮かび
椅子が地面から吊られていた
青白い月がガラスの中で震え
夜は過ぎたとささやいた

壁は私の名を語り始めた
雨から借りた声で
都市は道を知っていると言った
だが答えはどれも形を変えた

歩き続けろ
歩き続けろ
背後に扉はない

最後の部屋には壁がなかった
天井も 窓も 床もなかった
千の部屋が視界から落ち
私は夜の中に立ち尽くした

遥か下で
機関が回った
遥か上で
信号が燃えた
誰が星々の周りに境界を引いた?
私たちではない
誰が夜を鉄格子の向こうへ置いた?
私たちではない

天文学者は東の塔を上った
破れた星図と盗んだ一時間を携えて
レンズを火星からそらし
都市の心臓へ向けた

誰が天に終わる場所を告げた?
誰も知らない
誰が惑星を私たちの敵にした?
誰も知らない

彼はドームの下で電線を切り
未知へ一つの信号を送った
街路の下で機関が答え
彼の足元で星座が動いた

月が裏返るのを見た
空が疑いを手放すのを見た
上に玉座はない
下に鎖はない
あるのはただ
惑星だけが知る道

誰が都市に飛ぶ権利を与える?
いま私たちが与える
誰が空の彼方へ道を開く?
いま私たちが開く

天文学者は空の手を上げた
その命令で塔が立ち上がった
回り続ける世界の彼方へ私を運んでくれ
宇宙の歌
回り続ける世界の彼方へ私を運んでくれ
宇宙の歌

上に北はない
下に南はない
去るための道はない
知るための道もない

回り続ける世界の彼方へ私を運んでくれ
宇宙の歌

星々は窓
闇は澄んでいる
地球は小さくなり
やがて姿を消す

回り続ける世界の彼方へ私を運んでくれ
宇宙の歌
回り続ける世界の彼方へ私を運んでくれ
宇宙の歌

世界の彼方へ
世界の彼方へ
宇宙の歌
夜明け前
信号が来た
屋根を越え
雨を越え
街路の下で
機関が聞いた
三つの音が
目覚める世界になった

橋は岸からほどけ
塔は音もなく昇る
大通りは空になり
川は眼下の河床を離れる

命じる王はいない
残る時計もない
ガラスは枠から
砕け落ちた

真夜中の都市
光の都市
私たちの名を
夜の外へ運べ
すべての境界を離れ
すべての鎖を離れ
二度と戻るな
地球へは

ああ
ああ
ああ

海は鏡になった
山々は一本の線になった
世界は遠い灯火になり
私たちの下で回っていた

夜の後
朝が来た
岸もなく
名もなく
すべての窓は星々へ向き
すべての街路は道になった
都市は私たちであったすべてを運んだ
果てしない残光の中へ

真夜中の都市
生まれ変わった都市
お前は夜を運び
夜明けとして返した
すべての境界の彼方
すべての星図の彼方
地球を去った都市は
いまも闇の中で回っている

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