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アルバムについて
The Earth That Followed the City は、 The City That Left the Earthから始まった物語を継続します。前作が描いたのは旅立ちでした。街路の下で目覚める機関と、眼下の惑星から離脱する都市全体。本作は脱出後、旅人たちの背後に青い光が現れ、捨てたと思っていた世界そのものだと判明するところから始まります。
発見は都市が自らの位置を理解するためのあらゆる仕組みを揺るがします。地図は収縮し、方角は消え、部屋は記憶から意志を与えられたかのように振る舞い始めます。最初は追跡に見えたものが、やがて定義しにくい現象へ変わります。地球と都市が同じ引力へ応答し、どちらが先導しているかもわかりません。
Hammondオルガン、Mellotron、ピアノ、Moog、クリーンなエレキギター、旋律的なベースが1973年らしいシンフォニックな性格を与えます。抑制された歌唱曲と完全な器楽章のあいだを行き来し、再来する三音の信号と下降する四音のベース音形が、前作の旅を単に繰り返さず続編を結びます。
終幕の組曲は安易な着陸も衝突も拒みます。距離が縮まるなか地球は都市の隣に留まり、同じ地平を共有します。これは帰郷の物語というより、故郷はそもそも彼らと旅することをやめたのか、という問いです。
アーカイブ年: 1973 · 公開日:
曲目
- 1The Blue Light Behind Us インストゥルメンタル5:58
- 2Maps of a Moving World インストゥルメンタル6:04
- 3Home5:23
- 4Gravity's Choir インストゥルメンタル5:25
- 5The Ocean Above the City4:13
- 6Eclipse6:27
- 7The Last Orbit6:13
- 8Time インストゥルメンタル5:07
- 9The Earth That Followed the City インストゥルメンタル6:27
アーカイブ・ノート
都市は地球から脱出しましたが、その観測機器は背後の闇を探り続けました。
最初の発見は青い光でした。その内側には天候、海洋、大陸がありました。反射でも記憶された像でもなく、宇宙を移動する地球そのものです。地図は新しい位置を保持できず、距離は測るたび短くなり、都市は線の両側に現れ始めました。
惑星が近づくと、場所と記憶の分離が崩れ始めます。家は不在の住人の重みを保持し、重力は音として都市を伝わります。海は岸から昇って塔上にアーチを作り、地球は太陽を横切って正午の街路を闇にしました。
都市の最後の軌道は既知の目的地へ戻りません。代わりに時間は順序を失い、追う者と追われる者の区別が溶けます。終楽章では地球と都市が同じ地平を共有します。どちらも帰還していませんが、もはや独りで進むこともありません。
歌詞&字幕
インストゥルメンタル――歌詞なし。
インストゥルメンタル――歌詞なし。
毎朝九時 家々は会議を開く カーテンをまっすぐ引き 玄関先を掃き清めて 食器棚は皿が無事だと報告し 壁は分を読み すべての亀裂を記録する 階段は数える かつて知っていた足音を 窓は比べる お前についての記憶を 部屋は合意に達し 廊下は異議を唱える 屋根は守る名を 記録に残す 正午 すべての庭が訴えを提出する 薔薇は季節が実在したと言い張る 煙突は蓄えた煙をすべて提示し 寝室は雨の欠片を一つ差し出す 絨毯は覚えている お前の椅子の重みを 鏡は主張する お前がまだそこに立っていると 床板は証拠を示す 埃の下から 扉は確信している 旅立ちは正しかっただけだと 天井が下がる 壁紙が向きを変える 通路のランプが 黙って燃える 家がお前の出席を求めています。 家がお前の出席を求めています。 窓が開く 階段が分かれる 部屋は動き始める 反対側から 誰が壁に追う許可を与えた? 誰も壁を置き去りにしなかった。 夕暮れ すべての家が地面の場所を離れる 街路は音もなく番号を失う 庭はゆっくり昇り 煙突は青くなる 部屋の国がこちらへ旅し始める 食器棚は空 鏡は澄んでいる 扉は大きく開き 近くには誰もいない 家々は動き続ける 闇と泡を通って 都市の中にいる誰もが それを故郷と呼び続けるあいだ
インストゥルメンタル――歌詞なし。
最初 海は一本の線になった 夜を背景にした青い糸 回る世界から持ち上がり ゆっくり光へ集まった 港は宇宙へ流れ出し 川は太古の河床を離れた 銀色の流れが星々を渡り 私たちの頭上高くに開いた 闇から降る雨はなく どの岸へ戻る波もなかった 以前は空虚な空だった場所に 海が丸天井を作った 青の中に船が見えた 風が死んだ場所をいまも漂っていた 街路の上でランタンを燃やし 溺れた鐘をすべて内側へ閉じ込めて 眼下で都市は息を止めた 水は音もなく回った 一滴も落ちず 雲一つ破れず どの海も地面を覚えていなかった 海は世界から世界へ弧を描いた 生きた手が作ったのではない橋 塔は影を上方へ投げた 深い電気の陰を通して 屋根の上 炎の上 海は昇った 名も持たずに
青い縁が朝を横切り 昼の光を細く切った より大きな闇が入ってくると 塔は影を失った 太陽は銀の糸になった 惑星の縁に沿って 都市は最後の光が 細まり隠れるのを見た 正午 ランプが燃えていた 庭は霜の中で閉じた 時計は前へ進み続けた すべての時間が失われたのに 子供が黒い円を一つ描き その内側へ小さな炎を置いた 朝があるはずだった 空っぽの中心へ 海は頭上のガラスを満たし 大陸はゆっくり回った 遠い野原を嵐が渡った あまりに近く 遥か下を 地球の周りに星は残らず 月も見えなくなった 惑星が空を占め 都市へ夜を与えた 屋根は唸り始め 窓は青く答えた 闇が通り抜けるように 街路の空気は重くなった 鐘は動かず鳴り 電線は雪を運んだ 都市は世界へ傾いた だが動きを感じる者はいなかった 目をそらすな 闇に名を付けるな 光はいまもその背後にある ついに金色の刃が現れた 惑星の縁に沿って 壁は色を取り戻し 塔は風を集めた だがすべての部屋は半ば暗く すべての顔は青白いまま 戻ってくる帳の向こう 西の空を地球がなお満たしていたから 太陽は戻った 距離は戻らなかった
あと何回 私たちは回る? あと一回 まだ応答する機関はいくつ? あと一つ 西の車輪は炎を失い 東の塔は私たちの名を呼んだ 都市は以前の軌道を横切った 背後から地球が近づくなか 技師たちは星図を消し 評議会は下層を封鎖した だがすべての橋と大通りは もう動き始めていた 曲がるべき地点を誰が印した? 誰もしていない 燃やすべき道を誰が選んだ? 誰もしていない 軌道は青の中で狭まり 距離が都市を二つに裂いた 世界が私たちの場所を満たすまで 宇宙に残る曲線はあと一つ 屋根は惑星の光へ向き 窓は夜へ開いた 機関は一つの音を保ち すべての街路が軋み始めた 背後に道はない 前方に道もない あるのはただ 死者を巡る円 上に手はない 下に地面はない あるのはただ 機関だけが知る旋回 宙づりになった一瞬 都市は落下をやめた 地球は天井になり 空は壁になった 始動を命じるのは誰? 都市が命じる 外側の塔を内へ向けるのは誰? 都市が向ける 西の車輪は炎を取り戻し 東の塔は私たちの名を語った 最後の軌道が大きく開き 都市を潮へ向けた 道は一つ残る いま進む 世界は一つ残る いま向き合う
インストゥルメンタル――歌詞なし。
インストゥルメンタル――歌詞なし。
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こんな方におすすめ
- ヴィンテージな シンフォニック・プログレッシブ・ロック Hammond、Mellotron、ピアノを中心に構築
- スペースロックの コンセプト・アルバム 、連続するSF物語を持つ作品
- 抑制された歌唱曲と長い器楽章が交互に現れる作品
- アルバム全編で変化する反復信号、ベース音形、主題
- 温かなアナログ制作、広いダイナミクス、知られざる自主制作盤の空気
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