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アルバムについて
Time Is Not Moving Anymore は全7曲のプログレッシブ・ロック作品で、1973年様式として提示されます。時間から徐々に切り離されていく連続した旅として展開し、リズムと知覚が少しずつ噛み合わなくなっていきます。
サウンドにはHammondオルガン、クリーン/ローゲインのエレクトリック・ギター、温かなアナログ・ベース、最小限のドラム、テープエコー、繊細なシンセサイザーの質感が組み合わされています。各曲を孤立させず、一つのパートが次へ溶け込むように構成されています。
全7曲を通して、語り手は時間が他の人々にはまだ働いているのに、自分だけを運ばなくなったと感じます。失われた一瞬は広がる隔たりとなります。時計は回り、街路は動き、声も届き続けるのに、馴染みある一拍一拍がわずかにずれて着地します。
言葉は徐々に通常の順序を失います。完成された節は断片、反復する句、期待した答えが決して現れない空白へ変わります。「Voices Between Ticks」はその下降のもっとも狭い地点にあり、測れる瞬間と瞬間の隙間でだけ言葉を聞き取ります。
終盤では時間軸を修復しようとすることをやめます。境界、リズム、方向が崩れ落ち、静止はもはや中断として示されません。それが唯一残る状態になります。過去でも未来でもなく、動きでも崩壊でもない状態です。
アーカイブ年: 1973 · 公開日:
曲目
- 1The Moment It Slipped4:19
- 2Clocks Without Hands3:54
- 3A Second Out of Place3:29
- 4The World Moves Past Me5:16
- 5Voices Between Ticks3:44
- 6No Measure Left to Hold4:12
- 7Stillness Becomes Everything5:14
歌詞
小さく薄い瞬間があった それまでいた場所の隙間を滑り抜けた 音も 断絶も 突然の合図もなく ただ時間から何かが欠けていた 部屋は今もあるべきように動き 空気も木と同じ感触のまま けれど静かな何かが後に落ちた 見つけられない一秒が失われた 僕を追い越したのか それとも僕が離れたのか 日々を運んでいた 時間の線から 時計は回っていると皆は言う だが僕にはわずかな遅れが分かる リズムは保たれる けれど僕のためではない 小さな不確かさの中へ漂う 僕を追い越したのか それとも僕が離れたのか 日々を運んでいた 時間の線から たどれない瞬間があった 一つの場所も残さず去った 今 時間が滑った場所に立ち 取り逃したものへしがみつく
ここには模様があるはず たどれる何かが だが手を伸ばすたび もう消えている 時計はまだ掛かっている けれど語らない 導く針もなく 縁も 頂もない リズムが形づくられ そして崩れる もう少しで着地する だが始まりを外す 数えようとして 線を見失う その隙間が 時間の中で広がる 尺度はない 尺度はない つかむものはない つかむものはない 誤った形で戻ってくる 同じ響きに聞こえる けれど回るたび 名を変えていく 針はもう残らない たどる道もない 場所を持たない 空の時間だけ
時間に合わせて踏み出す だが場所を外す 世界は整列し そして顔をずらす 早すぎる 遅すぎる 場違いに 場違いに 場違いに 音は作られる前に届く 音符は繰り返す けれど薄れ始める 保てなかった一秒があった 先へ滑ったのか 深く落ちすぎたのか
彼らが以前と同じように歩くのを見る 同じ馴染みの床を横切って 声は着地し 瞬間は留まる だが何かが僕を遠くへ引いた 街路は今も曲がり 灯りは輝く 日々は知っているやり方で過ぎていく だが僕だけが位相を外れたまま 日々の内側にある無音の隙間 世界は僕を追い越していく 僕にはついていけない すべての瞬間は進み続け 手がかりを何一つ残さない 世界は僕を追い越していく まるで初めからいなかったように 動く光の中の影 空気の中の一息 もう一度 線へ踏み戻そうとする 過ぎる時間の重みを感じるために けれど踏み出そうとする一歩はすべて 一秒ずれて到着する 世界は僕を追い越していく 終わりなく回り続け すべての顔とすべての音は 進んでも曲がろうとしない そして僕は残る 時間が静止した場所に すべてが思うまま 進むのを見つめながら
時を刻む音の間 時を刻む音の間 彼らの声が聞こえる けれど時間には合わない 僕の縁の周りを 動いていく 前でもなく 後でもなく ただ その間に 留まる場所を持たない声 行き先を決して見つけない言葉 時を刻む音の間 もう少しで聞こえる 近くの何かが
静止させておく方法があった 一本の線 一つの形 測られた意志 また滑っていく 曲がるのを感じる 始まりはなく 終わりもない 何も保てない 時計は聞こえる だが着地しない 開いた手を通して響く リズムが場所を得ようとする そして跡形もなく消える 何も保てない 何も保てない かつて時間が僕のものだったとしても 今は手の届かないどこかへ落ちた 残るのは移ろう大地だけ 秒が音をつくれない場所
線はない 場所もない 動く縁も たどる必要もない 世界が静止したのか それとも僕が 世界を支えた形の 向こうへ行ったのか 何も保てない だが何も落ちない 過去は残らず 未来も呼ばない 尺度も残らず 上昇も下降もない 静止がすべてになる
このアルバムを探る
こんな方におすすめ
- ヴィンテージな1970年代プログレッシブ・ロック
- 漂うテンポと溶けていく模様
- Hammondオルガンとテープエコー
- 憂いを帯びたアトモスフェリック・プログ
- アルバム面を通した連続リスニング
- コンセプト・アルバム ――時間と知覚をめぐる作品
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