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1968年 · サイケデリック・ロック · フルアルバム

The Forest Where
Nothing Stays

あり得ない場所で光が曲がり、許可なく形が生まれます。つながった全10曲が、移ろう時間、不可能な空間、こちらを見返す森へ下降します。


このページの内容
アルバムについて曲目コンセプトの流れ歌詞こんな方におすすめ関連作品

アルバムについて

The Forest Where Nothing Stays は全10曲の サイケデリック・ロック ・コンセプト・アルバムで、1968年の通信として提示されます。好奇心の瞬間から始まり、時間が緩み、空間が折れ、見慣れた形が固定を拒む世界へ徐々に溶けていきます。

記録された音色にはトレモロ/ファズギター、Hammond/Farfisaオルガン、エレクトリックピアノ、ヴィブラフォン、チェンバロ、アナログベース、手打ち打楽器、抑制されたドラムが含まれます。テープディレイ、スプリングリバーブ、フェイジング、温かな飽和感が、変化する場面を一続きの旅へ結びます。

各曲には固有の音楽的個性があります。ギター主導の切迫、オルガンが生む緊張、マレット中心の儀式、テープ実験、重なる声、傾いたゲーム、賛歌的な帰還。味、時間、扉、声、視線という反復像が連作を結び、終曲の歌詞は冒頭の像へ戻ります。

アーカイブ年: 1968  ·  公開日:

曲目

10曲 · 37:06

コンセプトの流れ

1. The First Sip of Something Strange: 好奇心を誘う味がすべてをずらす。

2. Down Where the Clocks Don’t Follow: 落下の途中で時間が崩壊する。

3. The Corridor With Too Many Doors: 果てしない扉は明確な道を示さない。

4. A Smile Without a Face: 存在は決して完全な姿を見せない。

5. The Forest That Watches Back: 森が静かに観察する。

6. Tea for Those Who Never Leave: 集いが終わりなく反復する。

7. Her Voice in Every Direction: あらゆる方向から声が届く。

8. The Game With No Winning Move: ゲームには明確な規則も勝ち手もない。

9. Folding Back Into Yesterday: 現実が歪んだ形で再構成される。

10. The Taste That Never Left: 世界は戻るが、何かが残る。

歌詞

銀色の昼光をたたえた器が
影の咲く場所に置かれていた
部屋のカーテンのように
空気が揺らめき始めた

名もない金色の天候の
静かな味が漂い込んだ
すると壁は縁を忘れ
天井も同じように感じられた

隅で何かが回っている
霞の向こうで何かが輝く
距離が滑り去るなか
色彩が呼吸を始めた

すべての形が柔らかくなった
雨の朝のように
闇の中でガラスが歌うのを聞き
床が上がり始めるのを見た

窓の月明かりは
借り物の両目をまとっていた
扉はなかったが 私は通り抜けた
道はなかったが たどり着いた

すべての反響が円を描いて動いた
ずっと生きていたかのように
銀色の器を置いてきた
だがどういうわけか ついてきた

そして私が出た後も
部屋は静かに変わり続けた
方向のない場所へ足を踏み出した
それでも足元の地面は崩れた
一秒ごとに沈黙のように伸び
一息ごとに去り方を忘れた

遠くには数字があった
だが列から漂い出した
すべての時間が意味を失い
どの瞬間も私のものに感じられた

動かずに引く何か
音もなく呼ぶ何か

時計がついてこない深みでは
何一つ本来の動き方をしない
すべての刻みがささやきになり
漂う森の中で失われる

影が横向きに落ちるのを見た
空が曲がり始めるのを見た
すべての縁が問いになった
始まりも終わりもなく

動かずに落ちていた
立ち止まったまま動いていた
周囲の空間がすべて折れた
初めから意志を持っていたように
敷居に足
光が二つに分かれる
一つが開く
どれもお前ではない

開けろ 閉じろ
もっと開けろ
どの方向も
扉になる

どこからともなくノック
呼吸する取っ手
距離でできた部屋
去るものはない

開けろ 閉じろ
もっと開けろ
どの方向も
扉になる

私は廊下を駆け抜ける
廊下も私を駆け抜ける
一つ選ぶたび
三つに分かれる
隅に一つの形があった
形ではない……
かつて形だったことを覚えている何か

顔のない微笑み
顔のない微笑み
身を傾け
待ち
空間を知っている

壁は息を吸い
壁は息を吐く
誰も話さない
だが何かが叫ぶ

お前がそれを見ているのではない
それがお前を見ている

顔のない微笑み
あらゆる場所を見張っている
近く
さらに近く
足を進めずに

振り返れ
振り返れ
振り返れ
(そちらではない)

すべての影が私へ曲がる
すべての沈黙が音を持つ
置いていこうとする思考はどれも
もう周囲一面にある

お前が思うより長くここにいた

顔のない微笑み
痕跡を決して残さない
それでもお前の場所を奪う
留まる
留まる
留まる……
目もなく見ている
耳もなく聞いている
陰へ踏み込めば
陰が後ろへ踏み出す

鏡のような葉が
ゆっくり回る
お前の行く先で
道が二重になる

色に名を付けろ
それがお前に名を付ける

すべての枝が覚え
すべての根が決める
足音が数えている
お前のものではない

呼吸が戻る
違う調子で
見る者を見ろ
印へ印を付けろ

闇の中で
光が大きくなる
一度回れ
二度回れ
道がお前を覚える

目もなく見ている
お前の声で語る
足取りは時を刻み
時は何も刻まない

森が耳を澄ませる
お前は一つになる
インストゥルメンタル――歌詞なし。
一度聞いた
だが立っていた場所からではない
(お前の後ろ)
(お前の内側)

すべての言葉は早すぎて届き
すべての反響は遅すぎて来た
私は円の中で話し
別の何かが翻訳した

もう一度言って
もう一度言って
言って――

音はない
形だけ
空気の中の動きだけ

背を向けると近く
留まると遠かった
すべての方向が
言われなかった文の姿を抱いていた

(ここ)
(そこ)
(あらゆる場所)

あらゆる方向に彼女の声
中心もなく 反射もない
あらゆる方向に彼女の声
意図もなく呼んでいる

答えろ
無視しろ
どちらでも同じように答えてくる

振り返るな
振り返るな
(振り返れ)

見失うためだけに追い
聞くためだけに見失った
私が知る前から語り
明瞭になっても留まった

(ここ)
(そこ)
(そこではない)

始まった音をお前は決して聞かなかった
規則は書かれた
手を動かした後に
手番は取られた
お前ではない者に

左へ一歩
床が変わる
右へ一歩
もう一つ要求する

駒を動かすと
駒がお前を動かし返す
前へ動かせ
向こうへ動かせ
すべての選択が
お前を元へ戻す

円に勝て
線に負けろ
手が並べ替える
計画もなく
どの方向も
動ける場所へ動く

盤はない
空間はない
最後の場所はない
もう少しで手にしたのに

前へ動かせ
向こうへ動かせ
すべての答えが
二つに分かれる

最後の一手――
線は欠片になって戻った
だが一つも揃わなかった
すべての反響を追うと
時間の外へ連れ出された

回り始める
燃え始める

昨日へ折り返す
すべての道が曲がり方を覚える
昨日へ折り返す
終わりが再び始まる場所へ

形は意味を持って戻り
留まる前に変わる
私は古い答えで語り
それらはある方法で答える

瞬間の内側へ上り
私が動くたび名を付ける

昨日へ折り返す
すべての道が曲がり方を覚える
昨日へ折り返す
終わりが再び始まる場所へ

借り物の過去の中で
明日が砕けるのを見た
鏡は回り続け
最後に私へ向いた

また
また
また巡ってくる

昨日へ折り返す
すべての道が曲がり方を覚える
昨日へ折り返す
終わりが再び始まる場所へ

また。
見覚えのある部屋があった
扉を見たことは一度もないのに
光は以前の場所に座っていた
だが前とは違って感じられた

まだそこにある
まだ同じ

すべてを置いて去ろうと息を吸った
それは途中のどこかまでついてきた
正体のわからない静かな味が
見てきたものの中をいまも動いている

決して去らなかった味
決して留まらなかった音
いまやあらゆる瞬間に住み
一日の内側で待っている

光のそばへガラスを置いた
いつもと同じように見えた
だが表面の下にある何かは
隠しているものを正確に知っていた

留まった
留まった

決して去らなかった味
留まる必要などなかった
私が今日と呼ぶものの
あらゆる姿を通り抜ける

銀色の昼光をたたえた器が
影の咲く場所に置かれていた
そして空気が揺らめき始めた

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