1969年にLondonで結成され、ギタリスト兼歌手Dave Brockが一貫して率いてきたHawkwindは、異例なほど頻繁なメンバー交代を乗り越えながら、懐古バンドにはならなかった。このガイドの確認時、公式サイトは2026年ツアーを告知しており、2025年のスタジオ作『There Is No Space for Us』もカタログがなお拡大していることを示した。
1971年にLemmy Kilmisterがベース、Simon Kingがドラムで加入し、2人がHawkwindのスタジオ作へ初めて参加したのが『Doremi Fasol Latido』(1972年)だった。Lemmyは『Warrior on the Edge of Time』(1975年)まで在籍し、短い客演だけではなかった。Robert Calvertは『Space Ritual』の上演へ詩とパフォーマンスを提供し、より簡潔になった1970年代末には重要な作曲者兼フロントマンとなった。後の編成がニューウェイヴ、メタル、電子音楽の文脈を進む間も、Brockだけは一貫した中心人物であり続けた。
1972年9月と10月にRockfield、Olympic両スタジオで録音され、ベース/ボーカルのLemmyとドラムのSimon Kingが初参加したHawkwindのスタジオ作。「Brainstorm」と「Lord of Light」は2人の加入で重く直接的になり、「Space Is Deep」はアコースティック・ギター、詠唱する声、徐々に蓄積する電子音を保つ。前作の自由な漂流を全7曲のスタジオ声明へ変え、その多くが『Space Ritual』ツアーの素材となった。
1971年10月発売の第2作は、Hawkwind初の英国Top 20 LPとなった。16分の「You Shouldn't Do That」は小さなリフをギター、サクソフォーン、打楽器、電子的干渉による集団過程へ変え、「Master of the Universe」はその手法を長く演奏される定番曲へ凝縮する。「We Took the Wrong Step Years Ago」はアコースティックな空間と内省的な歌詞を持ち込み、全6曲が一枚の途切れない音の壁になるのを防ぐ。
主要曲: 主要曲:You Shouldn't Do That・Master of the Universe・We Took the Wrong Step Years Ago