一つの系譜ではない二つの歴史
「クラウトロック」は包括的な呼称であり、一つのドイツ様式の名ではない。Canの編集された即興、Neu!の前進する脈動、Faustのコラージュ、Kraftwerkの電子的設計は、同じ戦後の問いに別々の答えを示した。西ドイツの音楽家は、英国や米国の型をそのまま模倣せず、どうすれば新しいポピュラー音楽を作れるのか。Ulrich Adeltによるこの領域の歴史も、演奏、政治、共同生活、精神性、音を、一つの処方ではなく交差する背景として扱っている。
インダストリアル・ミュージックは、別の制度的中心から始まった。Florida State Universityの研究記録は、その登場をIndustrial Recordsが設立された1976年のLondonに置く。Throbbing Gristleのレーベルは、実験的電子音と改造楽器を、パフォーマンス・アートや主流文化の明確な拒絶と結びつけた。これを単に「より暗いクラウトロック」と呼べば、その起源を消してしまう。
共有する道具、異なる目的
最も強い橋は制作方法にある。テープ、反復、ノイズ、ロック以外の音源、作曲装置としてのスタジオだ。Canは長い演奏を編集で組み立て、Faustは切断と衝突を聞こえる形にし、Neu!はリズムを持続的な前進運動へ削ぎ落とし、Kraftwerkは電子的精密さを完成された視覚的アイデンティティと結びつけた。MoMAによる Trans-Europe Express の解説は、その機械的な美学がDüsseldorfの環境を越えてどれほど広く伝わったかを記録している。
初期インダストリアルの音楽家は、似た素材の一部を異なる文化的主張に用いた。ループは空気力学的というより強制的に感じられ、拾い集めた声はマスメディアを問題に巻き込み、電子音はコンサート、インスタレーション、挑発の境界を乱し得た。ミュジーク・コンクレート、電子音楽、フリー即興、コンセプチュアル・アート、カットアップの実践もこの歴史へ流れ込んだ。したがって重なりが示すのは、GermanyからBritainへの整然とした引き継ぎではなく、複数の実験的系譜である。
運動から圧力へ
違いが最も明瞭になるのは、リズムと身体の扱いである。Canのリズム隊は伸縮し反応し、Neu!は反復に移動を感じさせ、Kraftwerkは演奏者を設計されたシステムの中へ振り付ける。対してThrobbing Gristleはシステム自体を不安定で脅威に満ちたものにし、Einstürzende Neubautenの初期作品は金属と衝撃を身体的な演奏へ変える。これは編集上の比較であり、後の音楽家が皆、特定のドイツ作品を模倣したという主張ではない。
この重点の変化は、インダストリアル・ミュージックがポストパンクやパフォーマンス・アートと結んだ関係を説明する。コスミッシェやモトリックが想像上の空間を開くことがある一方、インダストリアルの反復は監視、労働、インフラ、拘束をしばしば想起させる。似た道具が、社会的にも感情的にも大きく異なる意味を生む。
つながりが聞こえる場所
固定された「インダストリアル・サウンド」より、構築についての判断を聴こう。Neu!の「Negativland」は、通常のロック的クライマックスを使わず、ギター、脈動、スタジオの質感を組織する。Faustのデビュー作は中断とモンタージュを露出させる。Canの Tago Mago は編集を音楽的ドラマの一部にし、Kraftwerkの Radio-Activity は音、タイポグラフィ、技術という題材を、一つの統制されたコンセプトへ結びつける。
後のインダストリアルやポストパンクの音楽家は、そうした教訓を選択的に取り入れられた。モトリックの持続力、音と音の間の空間、録音素材を組み立てて処理するものとして扱う許可である。しかしクラウトロックの記録された影響は、ヒップホップ、テクノ、インディー、ポストロックにも及ぶ。インダストリアル・ミュージックは、はるかに広い後世への影響の一枝であって、必然的な到達点ではない。
断層をまたいで聴く
Canの Tago Mago とFaustのセルフタイトル作から始め、編集とコラージュへの根本的に異なる二つの方法を聴こう。Neu!のデビュー作は反復を空気力学的な運動に感じさせ、Kraftwerkの Radio-Activity は技術を峻厳なコンセプトと視覚言語へ変える。そこからThrobbing Gristleの 20 Jazz Funk Greats 、Einstürzende Neubautenの Kollapsへ進もう。断絶はつながりと同じほど多くを教える。
反復の役割を推進力から圧力までたどり、テープと電子音が人間の存在感に何をするかを比べよう。役に立つ歴史は、連続性と断絶の両方にある。同じ技法でも、誰が、どこで、なぜ用いるかによって、自由、規律、疎外、対決を示し得る。
RetroForgeとのつながり
Der Eiserne Traum は意図的に重なりへ位置する。モトリックの規律、テープ時代の電子音、プロト・インダストリアルの重さを備える。架空のアーカイブ年を与えられた現代のRetroForge作品であり、失われたドイツの歴史的作品ではない。
Transitnacht / Westlicht は前進運動により近い。二作を続けて聴くと違いが明瞭になる。一方は反復を移動として用い、もう一方は聴き手の周囲を閉じていく機械として用いる。
出典と参考資料
本稿は、年代、編成、歴史的背景について以下の資料を用いた。ジャンルの境界は解釈であり、本文中でもそのように明示している。