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クラシック・アルバムガイド

Fourth

Soft Machine · 1971年 · プログレッシブ・ロック/ジャズ・ロック

Robert Wyattが参加したSoft Machine最後のスタジオ作は、歌を完全に排し、5人のジャズ奏者を迎えて4人編成を拡張する。A面の凝縮された3曲と、Hugh Hopperによる4部構成の「Virtually」が釣り合う。

1971年発売全7トラック全編器楽
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作品

基本情報

アーティスト
Soft Machine
発売
1971年
録音場所
Olympic Studios(London)
中核の4人
Dean、Hopper、Ratledge、Wyatt
曲目
3曲と4部構成の「Virtually」
プロデューサー
Soft Machine

重要な理由

ジャズへの転換が作品全体になる

『Fourth』は『Volume Two』で示された移行を完結させた。歌、滑稽なアナウンス、言葉によるつなぎはなく、Soft Machineの作品で初めて、すべての主張を楽器だけが担う。Robert Wyattはドラム席に残るが、かつてバンドへ親密さと不条理を与えた声はスタジオ設計から消えた。

その引き算は音楽を無個性にしない。Mike Ratledge、Hugh Hopper、Elton Deanはそれぞれ異なるジャズ観から作曲する。Ratledgeは緊密に構成した線と和声的な圧力を築き、Hopperは反復するベース形を音色変化の足場にし、Deanは自由即興のための短い空間を開く。Wyattは中立的な拍子係にならず、各々へ違う応答をする。

本作は人員配置そのものをオーケストレーションにする。5人の客演奏者が、コントラバス、コルネット、トロンボーン、テナー・サックス、アルト・フルート、バス・クラリネットという慎重に限られた組み合わせで加わる。小編成のジャズ・オーケストラを思わせる音だが、その中心にあるのは、共に過ごした時期の終わりへ近づく4人の摩擦だ。

1970年秋

『Third』の4人が、より強い内圧の中で戻る

『Third』ではDean、Ratledge、Hopper、Wyattの4人が、LPの各面を一つの長大曲で満たせる編成として確立された。『Fourth』も同じ4人を保ち、選ばれたジャズ奏者を再び迎えるが、2枚組だった前作の広がりを、1枚のレコードに凝縮した対照へ置き換えた。

録音は1970年10月13日から11月18日までLondonのOlympic Studiosで行われた。録音技師はGeorge Chkiantz、制作はSoft Machine。時期はRoyal Albert HallでのProms出演後に当たり、英国と欧州の舞台で集中的に発展していた最中だった。

連続性の裏には方向性をめぐる不一致があった。バンドが完全な器楽エレクトリック・ジャズへ進む一方、Wyattには作詞作曲家兼歌手として強い自己像が残っていた。彼は発売後の1971年8月に脱退した。ゆえに『Fourth』は、この4人が共有したジャズ言語の最も純粋なスタジオ宣言であると同時に、その最後の宣言でもある。

中核とゲスト

適所に置かれた5人の客演を伴う4人編成

Mike Ratledgeオルガン、エレクトリック・ピアノ、ピアノ
Hugh Hopperベース
Elton Deanアルト・サックス、サクセロ
Robert Wyattドラム
Roy Babbington客演コントラバス
Mark Charig、Nick Evans客演コルネット、トロンボーン
Jimmy Hastings、Alan Skidmore客演アルト・フルート、バス・クラリネット、テナー・サックス
George Chkiantzエンジニア

Ratledgeは鍵盤奏者としての顔を分ける。エレクトリック・ピアノは切り詰めた和音と反復形を担うことが多く、ファズ・オルガンは常時覆う幕ではなく、強烈な出来事として現れる。「Teeth」の書法は合奏の精密さを要するが、オルガン・ソロは古いSoft Machineらしい暴力性でその設計を切り裂く。

HopperとWyattは反復を伸縮させる。Hopperは編成の密度が変わっても耐える頑丈なベースの型を置き、Wyattはその周囲の重さを絶えず変える。書かれた転換を強調し、不意に空気の隙間を残し、自由な部分にも動きが止まったふりをせず推進力を与える。

Deanは主要な管楽器の声であると同時に、不安定さを持ち込む存在だ。アルトとサクセロでRatledgeの旋律を示し、Hopperの枠組みに対して即興し、「Fletcher's Blemish」では調性の中心を捨てる。客演陣は常設の金管隊ではなく、別の音域、重奏、抵抗が必要な箇所だけに現れる。

サウンドと構築

書かれた音型、自由な空間、電気的な密度

『Fourth』は密度が高いが、常に大音量ではない。「Teeth」は混み合う合奏書法と開かれたソロ空間を交互に置く。「Kings and Queens」はベースの反復と柔らかな管楽器の色彩を軸に、時間をかけて進む。「Fletcher's Blemish」は安定した主題の安全を取り除く。「Virtually」は一つの面を通じて三つの状態すべてを行き来する。

エレクトリック・ピアノは本作の冷ややかな表面の中心にある。Ratledgeは和音のクッションではなく、乾いた反復の縁として使う。ファズ・オルガンが入ると対比は身体的だ。エレクトリック・ピアノが透明に保っていた空間を、持続する歪みが突然占める。

低音域は異例なほど重層的だ。BabbingtonのコントラバスはHopperのエレクトリック・ベースと並走し、単に音を重ねるのではない別々の重さを作る。バス・クラリネットとトロンボーンが、その深みを管楽器の書法へ広げる。

Deanのリード楽器は、音楽が装飾を加えた鍵盤曲になるのを防ぐ。アルトの線は主題を鋭くし、サクセロは反復ベースの上を漂い、自由な部分はあらゆる身振りが書かれた素材へ解決すべきだという前提を壊す。

Wyattのドラムは本作で最も人間的な連続性だ。声がなくても、非対称なアクセントと音色豊かなシンバルには個性が残る。作曲された部分を呼吸させ、抽象的な部分にも結果を伴う感覚を与える。

全曲ガイド

A面の三つの主張と「Virtually」の4段階

01

Teeth

Ratledgeは、互いに噛みつくような緊密な合奏形で幕を開ける。題名は、硬い縁、突然の露出、容易には数えられなくても関係を感じ取れる線からなる音楽にふさわしい。

Babbington、Evans、Hastings、Skidmoreが4人編成を暗い管楽器と低音の構築物へ広げる。その書かれた枠をRatledgeのファズ・オルガン・ソロが引き裂き、Wyattは大編成が静止するのを防ぐ。

02

Kings and Queens

Hopperは、文字どおりの宮廷を描かずとも儀式的に感じられる反復を軸に曲を組み立てる。威厳は速度、音域、頂点へ急がない姿勢から生まれる。

CharigのコルネットとEvansのトロンボーンが抑制された色合いを深める。DeanはHopperの土台の上を節度ある叙情性で進み、本作が歌へ戻らずとも広々と響けることを示す。

03

Fletcher's Blemish

Deanの曲は通常の主題が持つ安定化の役割を捨て、即興へ凝縮された場を与える。題名の「傷」は、直すべきものではなく決定的な特徴となる不規則さを示唆する。

CharigとBabbingtonが4人へ加わり、可能な対話を増やす。音、身振り、中断が形式を担い、短い曲だからこそ自由は集中したまま保たれる。

04

Virtually, Part 1

一面を占めるHopperの作品は、宣言的なファンファーレではなく、ベースを足場にした環境から始まる。合奏が大きな旅を支えられる関係を試すように、素材が積み重なる。

Babbington、Charig、Evansが陰影と幅を加える。書かれた形と即興はすでに相互依存し、反復する土台があるからこそ、そこから離れる動きが聞こえる。

05

Virtually, Part 2

第2段階では勢いが増し、Ratledgeの鍵盤がいっそう鮮明になる。反復する型は安定したまま、ソロの線が周囲で感じる速度を変えられる。

Deanのリード楽器とWyattのドラムは、単純に解放へ向かう高まりを拒む。波が起こるたびに別の道が開き、明白な一つの目的地なしに組曲へ連続性を与える。

06

Virtually, Part 3

組曲が最も広々とした区間の一つを進む中、HastingsとSkidmoreが管楽器の音域を広げる。アルト・フルート、バス・クラリネット、テナー・サックスが、別のバンドの登場を告げずに色を変える。

Hopperのベースは前の部分の記憶として残る。楽器編成が変わっても、その下で作曲上の自己像が生き続けられることを示す部分だ。

07

Virtually, Part 4

最後の区分は壮大な主題回帰を用意しない。演奏は決然とした終止形で閉じず、フェードするまでエネルギー、音色、反復運動を組み替え続ける。

その未完結さは題名に合う。「Virtually」は過程が終わったふりをせず終着へ届き、4人を人員交代の縁に宙づりにする。

器楽によるプログラム

歌詞に代わり構造そのものが主題になる

『Fourth』に物語的なコンセプトはなく、筋書きを示す歌詞もない。統一感は、書かれた合奏の型、反復するベースの土台、個々の即興、変化する楽器の組み合わせという4種の構造の相互作用にある。

ここで統制と自由は対立しない。「Teeth」はソロが危険に響く前に正確な連携を要し、「Fletcher's Blemish」は限られた長さによって自由を凝縮し、「Virtually」は抽象が離れていく起点として反復を必要とする。

番号だけの題名は、物語を拒む姿勢を強める。『Fourth』はカタログ内の位置を示し、音楽は過程へ耳を向けるよう求める。曲順、密度、人員が本作の主題になる。

数字の4

数字が提示内容のすべてになる

ジャケットは自己像を大きな数字とバンド名へ還元する。最初の2作のサイケデリックな仕掛け、そして『Third』の記録映画級の2枚組仕様を経て、第4作は制度的なほど簡素な姿で現れる。

その抑制は、歌詞や人物を描く歌がないことと一致する。筋書き、情景、感情的な主人公へ聴き手を導くものはジャケットにない。数字はカタログ番号であると同時に図形として働く。

曲目配置が必要な細部を取り戻す。A面には3曲、B面には「Virtually」の番号付き4部が並ぶ。7つの区分が、規模の大きく異なる二つの構成を表すことが装丁から分かる。

1971年の発売

Wyatt時代の終わりを告げる禁欲的な音楽

『Fourth』は1971年に全7トラックで発売されたが、B面は4部に分かれた一つの作品だ。完全な器楽作品となったことで、バンドが進むジャズの方向は曖昧さを失った。

デビュー作からWyattの歌を追ってきた聴き手は、ここで彼をドラマーとしてしか聞けない。どのSoft Machine像を重視するかにより、その変化は明確化にも喪失にも聞こえた。本作の厳粛さは、初期のユーモアを求める者をほとんど助けなかった。

評価は今も有意義な形で分かれる。「Teeth」の精密さ、「Kings and Queens」の抑制、「Fletcher's Blemish」の自由は幅を示すが、「Virtually」の長く未解決な動きは即座の見返りではなく忍耐を求める。

Wyattの後

到着点であり、決裂点

『Fourth』はDean、Hopper、Ratledge、Wyattの4人による最後のスタジオ作であり、Wyatt最後のSoft Machine作品でもある。彼の脱退により、Ratledgeを除けば歌のあるデビュー作へ直接つながる人員はいなくなった。

客演者の一覧は後の歴史も予告する。BabbingtonはやがてHopperと交代し、Deanを取り巻く広い人脈はSoft Machineを英国モダン・ジャズへいっそう明確に結びつけた。

カタログの一章として、『Fourth』は橋というより到着点だ。歌曲中心のアンダーグラウンド・バンドは、完全な器楽ジャズ・アンサンブルになった。『Fifth』はドラマーを二度替え、音楽をさらに骨格化して再出発する。

どの版を選ぶか

区分表示されても「Virtually」は一続きに保つ

オリジナル全7曲A面の3曲と、意図された順序による4部構成「Virtually」の全編を収録。
1999年『Fourth/Fifth』Wyatt時代の終点と、二人のドラマーに分かれた次作を並べるColumbia/Rewindの2作品収録CD。
2007年Sonyリマスター原盤7曲を保った単独リマスター版。

「Virtually」は中断せず再生したい。4つの区分は研究には便利だが、Hopperによる一面の動きは、移行と楽器編成の変化をまたいで記憶することで成立する。

1999年の組み合わせはとりわけ示唆的だ。『Fourth』では一つの4人編成がフェードして姿を消し、『Fifth』は別々に録音された二つの面で、リズムと自己像を再構築するバンドを直ちに露出させる。

ライブでの背景には、1971年のRadio Bremen公演を収めた『Virtually』があり、『Fourth』の全レパートリーを演奏で聞ける。書かれた曲が、バンドの途切れない舞台手法へどう入ったかを示す記録だ。

聴き方の道筋

まずリズム隊を聞き、次に管楽器を追う

  1. 最初の一聴: 原盤の両面をそのまま聞く。対照的な3曲に続き、「Virtually」を全編通す。
  2. 2回目: 本作に残る個人的な声としてWyattのドラムを追う。
  3. 3回目: 各客演が低・中・高音域を変える瞬間を正確にたどる。
  4. その後: 『Fifth』へ進み、Phil Howardの自由さとJohn Marshallのより堅固な幾何学性を比べる。

調査資料

出典と参考資料

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