本文へ移動 Curved AirのRetroForgeオリジナル編集アート
プログレッシブ・ロック

Curved Air

絶えず姿を変える作品群を貫く、エレクトリック・ヴァイオリン、鍵盤、個性的なリードヴォーカル。

英国London出身地
1970〜1976年、後に再結成、2026年に活動終了予定活動史
プログレッシブ・ロックジャンル
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概要

Curved Airの前身はSisyphus。1969年、ヴァイオリン奏者Darryl Wayと鍵盤/ギター奏者Francis Monkmanが、ピアニストNick Simon、ベーシストRob Martin、ドラマーFlorian Pilkington-Miksaと結成しました。舞台劇 Who the Murderer Wasのために音楽を書いた後、Simonが脱退し、Sonja Kristinaがヴォーカルで加入。新グループはTerry Rileyの作品 A Rainbow in Curved Airから名を取りました。

初期作品は一つの音だけに頼りません。Wayのエレクトリック・ヴァイオリン、Monkmanの鍵盤、ギター、VCS3シンセ、Kristinaのリード歌唱、Pilkington-Miksaのドラムが、ベース担当を替えながら初期3作をつくりました。後の編成にはEddie Jobson、Mike Wedgwood、Kirby Gregory、Stewart Copelandらが加わり、作品群を理解するには編成史が欠かせません。

2018年2月16日、LondonのThe Borderlineで演奏するCurved Air。
2018年2月16日、LondonのThe Borderlineで演奏するCurved Air。写真: Patrick Neylan / Wikimedia Commons · CC BY-SA 4.0 · WebP conversion

結成と歴史

Curved AirはWarner Bros.と契約し、 Air Conditioning を1970年11月に発売。限定ピクチャー盤は市販されたロックLPピクチャーディスクの最初期例で、音楽はすでに舞台で試されていました。Rob Martinはベース・クレジットを得ましたが、録音前に手の負傷で脱退し、アルバムのベースはMonkmanが演奏。英国アルバムチャート8位に達しました。

Second Album が1971年9月に続き11位へ入り、「Back Street Luv」は英国シングルチャート4位を記録しました。 PhantasmagoriaはベーシストMike Wedgwood参加の初作品で20位に到達。その後Way、Monkman、Pilkington-Miksaが脱退し、 Air Cut 期の編成には10代のヴァイオリン/鍵盤奏者Eddie JobsonとギタリストKirby Gregoryが加わりました。

オリジナル奏者は1974年の Live で再結集。その後Kristina、Way、ギタリストMick Jacques、ドラマーStewart Copelandを軸に別のスタジオ編成が生まれました。Copelandは Midnight WireAirborneの両作に参加し、一作だけではありません。グループは1976年に最初の活動期を終え、1990年の記録された公演で再結成し、2000年代末に活動を再開。公式サイトは2026年の英国公演をフェアウェル・ツアーと告知しています。

サウンドと様式

Wayのヴァイオリンは作曲された主旋律を担い、歌の句を重ね、または「Vivaldi」のような長い器楽曲の中心になります。Monkmanも単なる伴奏ではなく、オルガン、ピアノ、Mellotron、電気チェンバロ、ギター、VCS3効果によって Air ConditioningPhantasmagoria へアコースティック/電子的な色彩の異なる層を与えます。Kristinaの歌い回しは親密で会話的な歌と投射する演劇的な線を行き来し、全編曲をオペラ的にはしません。

作曲分担は音から聞き取れます。 Second AlbumではA面の大半をWay作が主導し、B面はMonkmanの3曲。「Piece of Mind」は彼の鍵盤と構築法を12分以上に広げます。 Phantasmagoria はWayの歌中心のA面とMonkmanの電子/アンサンブル実験を並べ、Kristinaの声が両者を結びます。後の編成はこの設計を再現せず均衡を変えました。

メンバー 初期録音メンバーはSonja Kristina(ヴォーカル)、Darryl Way(エレクトリック・ヴァイオリン、鍵盤、ヴォーカル)、Francis Monkman(鍵盤、ギター、電子機器、デビュー作のベース)、Florian Pilkington-Miksa(ドラム)。Rob Martinは初代ベーシストでしたがデビュー録音前に脱退し、Ian Eyre、続いてMike Wedgwoodが参加。重要な後期メンバーにはEddie Jobson、Kirby Gregory、Mick Jacques、Stewart Copelandがいます。

必聴アルバム

Warner Bros. Records · 1972年オリジナル盤

第3作ではKristina、Way、Monkman、Pilkington-Miksaにベース/ヴォーカルのMike Wedgwoodが加わります。全9曲はWayのヴァイオリン主導曲とMonkmanの電子/アンサンブル曲に分かれ、Curved AirとColin Caldwellが制作。英国20位に達しました。

主要曲:Marie Antoinette · Phantasmagoria · Ultra-Vivaldi

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Warner Bros. Records · 1971年オリジナル盤

全8曲の第2作は作曲者の分担を構造にし、A面にWay主導の5曲、B面にMonkman作3曲を置きます。「Back Street Luv」は英国4位、12分の「Piece of Mind」は長編形式の主張です。

主要曲:Young Mother · Puppets · Piece of Mind

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Warner Bros. Records · 1970年オリジナル盤

全10曲をライブで発展させた後に録音されたデビュー作は、簡潔な「It Happened Today」からMonkmanの鍵盤/電子音を経てWayの長い「Vivaldi」へ進みます。Mark Edwardsが制作し、限定ピクチャー盤とともに英国8位を記録しました。

主要曲:It Happened Today · Hide and Seek · Vivaldi With Cannons

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さらに深く

スタジオ第5作はKristinaとWayを、ギタリストMick Jacques、ドラマーStewart Copelandとの新たな中核編成で再結集します。ベーシストJohn G. Perryと鍵盤奏者Peter Woodのセッション参加が全7曲を形づくり、RonとHoward Albertが制作しました。

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Lovechild

1990

1973年7月録音から1990年に発売された全8曲のアーカイブ編集盤。Curved Airのグループ・デモは4曲だけで、残りはEddie Jobson、Kirby Gregory、John O'Haraに結びつく別素材です。当初の許諾と作品名義が争われたため、失われたスタジオ作として扱うべきではありません。

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今も重要である理由

Curved Airの実績は「忘れられた革新者」という物語以上です。初期3作はすべて英国Top 20入りし、「Back Street Luv」はシングル4位。記録上の特徴は特定の奏者の組み合わせにあり、Wayの電気ヴァイオリン、Monkmanの多彩な鍵盤/電子音、Kristinaの声、交代するリズム隊が、簡潔な歌、作曲された器楽、長編形式を行き来する編曲をつくりました。

後年の歴史はCurved Airを単なる踏み台にせず、英国ロックの複数の枝を結びます。Jobsonの1973年の活動はRoxy MusicとUKに先行し、Copelandのスタジオ2作はPolice以前。Way、Monkman、Kristinaはそれぞれ別企画を経て後に復帰しました。2026年に告知されたフェアウェル公演が現在の演奏活動へ明確な終点を置く一方、公式アーカイブは複数編成の録音を記録し続けます。

出典と参考資料

Curved Air — 公式サイト — 現行フェアウェル日程、チャート概要、バンド紹介。

Curved Air — 公式アルバム一覧 — オリジナル作品、アーカイブ盤、後期録音。

Curved Air — Sonja Kristina略歴 — 編成交代、Copeland期、Kristinaの継続的役割。

Cherry Red / Esoteric — Phantasmagoria — 1972年編成と拡張版資料。

Cherry Red — Curved Airカタログ — 現行再発盤とアーカイブ作品。

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