1967年6月18日のMonterey International Pop Festival出演は、デビュー作の米国発売前にExperienceを大規模な米国聴衆へ紹介した。『Axis: Bold as Love』は英国で1967年12月、米国で1968年1月に続いた。1968年の2枚組『Electric Ladyland』ではHendrixが制作者として主導し、セッションを3人組以上へ広げた。ReddingがHendrix、Mitchellと行った最後の公演は1969年6月29日のDenver Pop Festival。以後のGypsy Sun & Rainbows、Band of Gypsys、Billy Cox/Mitchell編成は、オリジナルExperienceとは別の人員史に属する。
サウンドとスタイル
Hendrixはフィードバック、ファズ、wah-wah、Octavia、テープ逆回転、ステレオ移動を事後の装飾でなく編曲要素として扱った。Mitchellのシンバル句と変化するアクセントは、ジャズ由来の機動性でギターへ応え、Reddingの比較的直接的なベースが3人の中心を作る。その分担によって『Manic Depression』を3拍子で旋回させ、『Third Stone from the Sun』を話し言葉のスタジオ構築と器楽空間の間で動かし、『If 6 Was 9』を脈動を失わず広げられる。
3人組初の米国ツアー後、主にOlympic Studiosで録音された『Axis: Bold as Love』は実験を短い13曲へ凝縮する。『EXP』は演出したラジオ対話とフェイズ処理で始まり、『Little Wing』がギター、グロッケンシュピール、旋律細部を2分余りへ凝縮する。『Castles Made of Sand』の逆回転ギターと表題曲のステレオ移動がミックスを作曲の一部にする。Reddingの『She's So Fine』もHendrixだけを作曲者/歌手として示さず、3人組内部の作者性を保つ。
主要曲:Spanish Castle Magic · Little Wing · Bold as Love
『Electric Ladyland』はHendrixが制作、演出した唯一のExperience作品である。2枚組の規模は『Crosstown Traffic』を、『Rainy Day, Dream Away』から始まる長いスタジオ組曲、水中の音世界を持つ『1983... (A Merman I Should Turn to Be)』、そして大きく異なる2版の『Voodoo Child』へ結ぶ。HendrixによるDylanの『All Along the Watchtower』で重なるギターとHendrix自身が弾くベースを使う。広い客演陣は企画が単純な3人組記録からどれほど進んだかを示す。
主要曲:Crosstown Traffic · All Along the Watchtower · Voodoo Child (Slight Return)
『BBC Sessions』は1967、69年のExperienceによる英国ラジオ/テレビ仕事を集める。当時のシングルの簡潔な版とともに、アーカイヴはブルースとカヴァー、たとえば『Driving South』、『Catfish Blues』、Dylanの『Can You Please Crawl Out Your Window?』や解散直後のCreamへの追悼を保存し、スタジオ作品を単純に複製しない。
『Live at Monterey』は米国で『Are You Experienced』が出る前に3人組の位置を変えた1967年6月18日の全演奏を記録する。歴史的重要性はギターを燃やす終幕以上で、曲順はHowlin' Wolf、Bob Dylan、オリジナル曲、『Wild Thing』を通り、Experienceが複数の作者による素材から舞台語法を作る方法を示す。
オリジナル3作は異例に急速な変化も記録する。デビュー作はChandlerの規律ある制作下で曲と効果を捉え、『Axis』は短形式の作曲をミックスの実験室へ変え、『Electric Ladyland』はHendrixの指揮下で作者性と人員を広げる。1992年Rock & Roll Hall of Fame入りはHendrix、Mitchell、Reddingをともに名づけ、個人の周囲のギター伴奏としてでなくExperienceをグループとして正しく評価する。